ロードバランサ(負荷分散装置)とは、外部ネットワークからの要求を一元的に管理し、同等の機能を持つ複数のサーバに要求を転送する装置のことです。なるべく多くのサーバに要求を分散して送信し、各サーバが快適な応答速度を保つことを目的としています。
また、一連のトランザクションを行なうために1つのサーバと複数回通信する必要がある場合は、同じクライアントからの通信を常に同じサーバに転送するという機能も必要となります。
このような負荷分散装置は専用ハードウェアの場合もありますが、サーバに専用のアプリケーションを導入することで、そのサーバを負荷分散装置として使用することもできます。
Murakumoではこのたび、このような機能を仮想サーバ内において最適な機能を持ったロードバランサとして開発いたしました。仮想サーバ用イメージとして提供されるため、面倒なインストールの手間が無く、すぐにお使い頂けます。
仮想サーバとして他のサーバとハードウェアを共有することにより、ハードウェアコストや環境負荷の低減を行うこともできます。
また、対象サーバを自動的に検出する機能により、負荷分散器の特別な設定なしに、負荷分散環境を自立的に管理することができます。
このように VirtualLoadは、導入・運用両コストを下げることができる、これからのIT環境に最適な負荷分散仮想アプライアンスソフトウェアとなっております。
多くのActive-Standby構成の他の製品と異なり、二台の仮想マシン上で動作させることにより、高可用性と高性能を両立する構成を採ることができます。
面倒な仮想マシンの新規作成、OSインストール作業は必要ありません。
全てあらかじめ仮想マシン用イメージとして用意されていますので、すぐに使用できます。